ミュンヘン家賃相場-住宅協同組合-/第540号

ドイツではミュンヘンが物価の高い街として
有名ですね。
人口で見れば、最大がベルリン、2番目が
ハンブルグ、そしてミュンヘンが3番目のはず。
わたし個人的には、北よりも南のメンタリティー
の方がしっくりくるので、
やはり大都市であるのは別にして、
ミュンヘンには魅力を感じます。
さて、住宅は家計の中では大きな割合を占める
ので、現実的に注目されやすいですね。
ミュンヘンは、2018年の集計で、
65平米の平均的アパートの家賃が、
平米当り10.45ユーロ。
大都市では、次にシュトゥットガルトが9.97で
続きます。
ミュンヘン、シュトゥットガルトは、
その周辺地区も含めて家賃が高いのですね。
南ドイツに愛着を感じるわたしとしては、
もうちょっと暮らしやすい環境になってほしい
ところです。
で、今回はミュンヘンに関する記事ですが、
市民基金(Buergerfonds)を設立して対応する
という考え方のようです。
住宅協同組合(Wohnungsgenossenschaft)という
例がすでに存在し、それをモデルにした仕組みを、
ということのようです。
生協(生活協同組合)と似たようなイメージで
しょうか、
個人が出資する、それに対して金利配当がある。
2-5%くらいのようです。
出資金額は、数百-数千ユーロ。
組合員は、安い家賃で家を借りることができる
ため、たいへん人気があります。
ただ、これは住宅の数が増えていかないと、
会員数だけが増えても、住宅が供給不足から
長い待ちリストができるようになり、
現に、急激に増える組合員数を制限する
動きも始まっているようです。
コメントは、ここから↓↓↓:
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【前回出題分】
Teures Wohnen:
Münchner sollen ihre Stadt zurückkaufen
München gilt als Deutschlands teuerste
Großstadt. Oberbürgermeister Reiter will
das Problem nun über einen Bürgerfonds
lindern. Auch die Bundesregierung plant
nach SPIEGEL-Informationen Maßnahmen
gegen steigende Mieten.
Spiegel Online
http://enchan.net/xl/ONUBhy
【わたしの訳】
高い住居:
ミュンヘンは、
街を買い戻さなければならない
ミュンヘンは、ドイツで最も高い大都市だ。
ライター市長は、問題を市民基金を利用して
緩和したい。シュピーゲル誌の情報によれば、
連邦政府も高騰する家賃対策を考えている。
【訳例】
さあ、訳を見てみましょう。
問題ないですね。
---引用---
住宅費が高い:
ミュンヘンの住民は自分の町を買い戻そう
としている
ミュンヘンはドイツで一番金のかかる大都市
である。市長のライターは市民基金を通じて
その問題を緩和しようとしている。
シュピーゲル誌の情報によれば、連邦政府も
家賃上昇への対策を計画している。
---終わり---
---引用---
高い住居費
ミュンヒェン住民が都市を買い戻す
ミュンヒェンはドイツで最も住居費の高い
大都市とされている。ライター市長は、
この問題を市民基金によって緩和する方針だ。
シュピーゲル誌によると、連邦政府も
上昇する家賃に対策を講じる。
---終わり---
さあ、では次です。
【今日の記事】
Unveröffentlichtes Archivmaterial:
Unternehmerdynastie Reimann duldete
Missbrauch von Zwangsarbeiterinnen
In der NS-Zeit gab es in Werken der
Industriellen-Dynastie Reimann (Marken:
Wella, Calgon, Jacobs) einem Medienbericht
zufolge Gewalt gegenüber Zwangsarbeitern.
Der Familiensprecher kündigte umfassende
Aufklärung an.
Spiegel Online
http://enchan.net/xl/9gOLqp
訳を送ってください。
(公開してほしくないときは、希望しないにチェック)
和訳投稿:
https://ssl.form-mailer.jp/fms/8408fcc494664
投稿期限:2019年3月29日(金)
【あとがき】
三寒四温を繰り返しながら、
上海も春になっています。
木々の芽が花開き、
気温も25度くらいになったりして、
暑いと感じる日もあります。
いまは、少し気温が下がっていますが、
それでも歩くと汗ばんだりします。
朝ゆっくり起きて、
天気の良い街中を散歩して、
お粥を食べてきました。
そして、公園の道を歩きながら、
また戻ってきました。
春の景色の中をゆっくりと、
たのしみながら歩くことができて
とても幸せな気持ちになりました。
不思議ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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HARIBO先生
生きたドイツ語に触れながら、ドイツの様子が分かるように自分の経験も含めた時事的情報を発信します。
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