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◇コメントなど
ウクライナへの軍事支援に関する議論です。
30億ユーロが支援額。
日本円にすると約4800億円。
SPD事務総長ミールシュさんの発言炎上は
彼が、ウクライナを支援しないと言っているからではないのです。
資金源をどうするかが問題で
SPDは、ドイツ基本法第115条の
自然災害や非常事態における「債務超過決議」
を提案しているのです。
この決議には議会の過半数の支持と返済計画の提出が必要なのですが
CDU/CSUとFDPは反対している。
だから、債務超過決議なしでやるには他の予算を削るしかない。
そこで、年金が一例として登場して炎上しているわけです。
政治家の発言で取り上げられているのは
- 緑の党の副代表アグニェシュカ・ブルガー
「平和でないことこそ、最も高くつく」
ミールシュさんのことを verlogenen Pappkameraden と称している。
偽善的なハリボテ人形、といった訳になるので
「口だけの偽善者」という感じでしょうか。 - CDUデニス・ラトケ
「年金や社会政策をウクライナ支援と対比するのは
まちがいで、愚かで、非常に危険だ」と批判。 - SPD内からも異論:外交担当ミヒャエル・ロート
「年金の削減は起こらない。
経済危機や低い就労率こそが年金にとって真の脅威。」
こうした反応を見ていると
議会の過半数の同意が必要な債務超過決議が通る可能性は低いと感じます。
わたし個人の意見は、それよりも
未だにウクライナに「軍事支援」をすることが非現実的だし、
平和を考えていないと思う。
こういう議論を見た市民がAfDに投票するのは、
全く不思議なことではないと思います。
こんな議論をしている間に、戦争が終わって
無駄な議論になることを願います
コメントは、ここから↓↓↓:
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前回出題分
SPDを攻撃するにも、AfD並みって言う・・・
Streit über Militärhilfen
SPD-Generalsekretär Miersch eckt mit Aussagen zu Rente und Ukraine an
“Wir können der Ukraine nichts geben, was wir unseren Rentnern wegnehmen müssten”:
Für diese Aussage wird SPD-Generalsekretär Matthias Miersch scharf kritisiert.
Ein CDU-Politiker attestiert ihm “AfD-Niveau”.
spiegel.de
http://enchan.net/xl/fyfpYJ
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わたしの訳
軍事支援をめぐる論争
SPD事務総長ミールシュは、年金とウクライナに関する発言で批判を受ける
「私たちは、年金受給者から奪うような形でウクライナに何かを与えることはできない」:
この発言により、SPD事務総長マティアス・ミールシュは激しい批判を浴びている。
あるCDUの政治家は、彼を「AfDレベルだ」と評した。
*ワンポイント
特にありません。
訳例
問題ありません。
---引用---
軍事援助めぐる論戦
SPD書記長ミールシュ 年金とウクライナに関する発言で不興買う
「われわれは仮にも年金受給者から召し上げたものをウクライナに供与することはできない」
この発言のためにSPD書記長のマティアス・ミールシュは、厳しく批判されている。
CDUの政治家は、ミールシュを“AfDレベル”と請け合う。
---終わり---
今日の記事
しばらくは選挙絡みが多くなるかなー
Anträge zur Migration im Bundestag
“Die Brandmauer zur AfD darf nicht bröckeln”
CDU-Chef Merz will Vorschläge für eine schärfere Asylpolitik
in den Bundestag einbringen – unabhängig davon, wer ihnen zustimmt.
Kanzler Scholz warnt davor, auf Hilfe der AfD zu setzen.
Zudem plant er eine Regierungserklärung zu dem Thema.
tagesschau.de
http://enchan.net/xl/NJ9FnI
訳を送ってください。
(公開を望まない時は希望しないにチェック)
和訳投稿:
https://ssl.form-mailer.jp/fms/8408fcc494664
投稿期限:2025年1月31日(金)
1月が終わりに近づいています
あとがき
3月末の日本帰国に向けて
準備が始まっています。
年末年始に日本に一時帰国した時にも
夏物とか本とかを、できる範囲で持ち帰りました。
結構重い荷物になって
東京駅の大晦日の雑踏の中を歩くのに
汗をかきながら苦労しました。
やっぱり本は重いですね。
昨日は引き出しの中を整理しました。
古い名刺を後生大事に取っておいたんですよ。
結局見ることはなかった。
だから、ばっさり処分しました。
気持ちはいいのですが、何となく寂しさも。
後片付けはそうしたものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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ドイツ時事ジャーナル
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