ドイツ料理ポメス-ジャガイモの役割-/第620号

ドイツ時事ジャーナル

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まず、ポメスですが
これはフレンチフライのことです。
北米で一般的な呼び方みたいです。

欧州では、ポン・フリッ(Pommes Frites)
というフランス語読みが一般的。

さらに頭だけを取ってポメスっていえば
通じるんです。

で、もっと食べてという呼びかけは
どうなったかというと

ちゃんと機能して、消費が増えたみたい。

良かったですねー

でも、厳しい状況に変わりはなく
「地獄に仏」というイメージかも。

ベルギーは
冷凍ジャガイモ加工品の輸出では
世界一らしいです。

確かに、ベルギーのポメスは
他の国のものよりおいしいと思います。

その70%くらいがレストランで使う
ポメスやクロケット(コロッケ)なので

今回のコロナ騒ぎでは
レストランでの消費がガタ落ちになって
もろに消費に響いたのです。

自然の農作物なので
コロナとは無関係に生育して
収穫された。

でも、行き先がないので
在庫が溢れたということ。

在庫が溢れたら、問題になるのは
市場価格の下落。

下落どころか、タダ同然になったようです。

そこで実際にやったことと言えば

*格安にして東欧やアフリカに売った。
*支援団体に寄付した。
*動物のえさにした。
*バイオエネルギーに利用した。

一方で、加工業者は需要増を見込んで
生産力増強、品質向上、サステナビリティ
などへの投資を行ったばかり。

投資を回収するべき時に
起きたコロナ騒動。

ショックは大きいでしょうね。
何とか踏ん張ってほしいものです。


コメントは、ここから↓↓↓:
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【前回出題分】
Kartoffelindustrie: Pommes-Land
Belgien kämpft mit Corona-Folgen

„Esst mehr Pommes!“, hatte die
Kartoffelbranche die Belgier
aufgefordert – denn wegen der
Coronakrise liefen die Lager
über. Hat das geklappt?

wiwo.de
http://enchan.net/xl/CxZ6oY


訳を送ってください。
(公開を望まない時は希望しないにチェック)

和訳投稿:
  https://ssl.form-mailer.jp/fms/8408fcc494664


【わたしの訳】
ジャガイモ産業:ポメスの国ベルギーは
コロナ禍と戦っている

「もっとポメス食べて!」とジャガイモ業界
はベルギー人に呼びかけた。コロナ禍で在庫
が溢れているのだ。さて、うまく行ったのか?


【訳例】
さあ、訳を見てみましょう。

問題ありません。

---引用---
じゃがいも産業
じゃがいもの国・ベルギー  
襲い来るコロナと戦う

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もっとフライド・ポテトを食べて! 
じゃがいも業界はベルギーの人々に呼び
かけた。というのもコロナ禍で倉庫は
溢れかえったからだ。うまくいったか?
---終わり---


---引用---
ジャガイモ産業:ジャガイモの国の
コロナ禍との闘い

もっとジャガイモを食べよう!ジャガイモ
産業は、ベルギーの国民にそう促した。
なぜならコロナ禍の影響で供給過剰になっ
ているからだ。
果たしてそれは成功したのか?
---終わり---


さあ、では次です。
ドイツ再統一からもう30年か・・・

【今日の記事】
“Ich bin Teil des Ostens.
Da komme ich her”

Sechs Nachwendekinder erzählen, warum
sie 30 Jahre Deutsche Einheit nicht
feiern und wie manche von ihnen erst
durch Westdeutsche zu Ostdeutschen wurden.

ze.tt
http://enchan.net/xl/g1zUBF

投稿期限:2020年10月9日(金)


【あとがき】
中国は国慶節の連休に入りました。
中秋の名月も同じ10月1日。

中秋節用に用意してあった月餅が
10月1日にはもうなくなっていました・・・。

日持ちのことを考えると
いたし方なかった(笑)

中華人民共和国が満71年を迎えた
わけですね。

いい天気の一日で
昼から歩行者天国でコーヒーを飲みながら
のんびりと過ごしました。

すごく気持ちがよかったです。

次回用の記事を探していて
東西ドイツ再統一が気になりました。

東西ドイツ再統一もまもなく30年。
その場にいたことが夢のようです。
そして、あれから30年も経つなんて・・。

あの頃の盛り上がった空気と
30年も経てば

その空気を知らない世代が増えている
ことも当然ですね。

歴史として見る世代の意見はおもしろそう
だと思いました。

時代はその流れの中で
常に変化していくべきものだと思います。

それを受け入れながら
自分のやるべきことを守っていく。

歴史を知ることは重要ですが
それを発展させていくことは
もっと価値のあることなのでしょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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