駐車場よりDeutschland-Ticketの方が高い？ドイツの交通政策に疑問/第８５０号

コメントなど

この記事のような見方をしたことがなかったので、
おもしろいと思いました。

個人的にドイツでの乗用車事情に関して
以下のようなことが気になっています。

  • 路上駐車が多すぎて、道幅が狭くなり走りづらい
  • 駐車スペースが不足している
  • 明らかにクルマの台数が増えた
  • 速度違反カメラがやたら増えた
  • 制限速度を守るために、車間距離が短くなったり、
    追い越し車線と走行車線のスピード差が無くなり、流れが悪い

ドイツ環境支援Deutschen Umwelthilfe (DUH)が指摘しているということは
住民向け駐車料金が環境と関係があるからです。

つまり、安すぎるドイツの路上駐車料金を大幅に見直すことで

人の移動が、車から自転車や公共交通機関にシフトしていくのだと主張しています。

ドイツの１００以上の都市に問い合わせた結果：

都市名年間料金
ベルリン10.20ユーロ
ボン360ユーロ（DUHが求める最低額と同額）
ケルン100〜120ユーロ
ハンブルク100〜120ユーロ
ミュンヘン31ユーロ以下
デュッセルドルフ最大26ユーロ（1日7セント程度）
ボーフム同上
ビーレフェルト同上
オラニエンブルク同上
ミュンスター約260ユーロ
テュービンゲンミュンスター同等
フライブルク200ユーロ
カイザースラウテルン同上
ウルム同上
トリーア同上
フランクフルト120ユーロ
ストックホルム最大1309ユーロ

都市部の駐車スペース不足にもかかわらず
公共の空間が安価に提供されているとの指摘。

全くそのとおりだと思います。
安くても成り立っているのならOKですが・・・

Deutschland-Ticketというドイツ全土の公共交通機関
（近距離列車、地下鉄、バス、トラムなど）の２等車を
１か月間利用可能な定期券があります。

導入当初は月４９ユーロだったのですが
２０２５年１月１日から５８ユーロに値上げされています。

私のアパートの屋内駐車場は月５０ユーロ。
路上駐車料金と比べるとかなり高いですね。

コメントは、ここから↓↓↓：
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前回出題分

ドイツは駐車代が安すぎる？

10,20 Euro in Berlin, 1309 Euro in Stockholm
Umwelthilfe findet deutsche Gebühren für Anwohnerparken zu billig

In vielen deutschen Städten decken die Gebühren nicht einmal die Verwaltungskosten:
Anwohnerparken sei nicht teuer genug, kritisiert die Umwelthilfe und
macht den europäischen Vergleich.

Spiegel Online
http://enchan.net/xl/30g4gs

わたしの訳

10.20ユーロのベルリン、1309ユーロのストックホルム

環境支援団体は、ドイツの住民向け駐車料金が安すぎると指摘

多くのドイツの都市では、駐車料金が行政コストすらまかなえていない。
住民向けの駐車料金の金額が足りていないことを環境支援団体は批判し、
ヨーロッパ内の比較をしている。

*ワンポイント
特にありません。

訳例

問題なさそうです。

－－－引用－－－
ベルリン10.2ユーロ、ストックホルム1309ユーロ
環境団体ウンヴェルトヒルフェ
ドイツの居住者駐車料金は安すぎる

多くのドイツの都市では、駐車料金で管理費を賄えない。
住民の駐車料金はそう高いわけでないとウンヴェルトヒルフェは批判し、
ヨーロッパを比較する。
－－－終わり－－－

今日の記事

連立の話題。やっぱりなー。

Umfrage
Mehrheit wünscht sich diese Koalition

Die Mehrheit der Deutschen will eine schwarz-rote Koalition.
Weniger positiv sehen sie aber den potenziellen Kanzler Friedrich Merz.

t-online
http://enchan.net/xl/4deZ5D

訳を送ってください。
（公開を望まない時は希望しないにチェック）

和訳投稿：
https://ssl.form-mailer.jp/fms/8408fcc494664

投稿期限：２０２５年３月７日（金）
いよいよ３月に入りました。

あとがき

いよいよドイツ最後のひと月になりました。

周りに日本帰国を伝え始めています。
昨日は、スイスの友人の退職祝いに出かけ
思わず会いたかった別の友人にも会えました。

新しいことへのチャレンジは続けつつ
旧来の親交も大切にしたいので
とても有意義な日々だと感じています。

さて、あとひと月の間に何ができるか。
最後まで楽しみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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