コロナウイルスのパンデミック－いつ終わる？－/第５９１号

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パンデミックがWHOから宣言された
新型肺炎、コロナウイルスですが、

当然、大きな話題で、しかも、世界的規模で
まさに大騒ぎになっているわけです。

そうなるとマスコミも、コロナウイルスを
追いかけまくるわけで、

いろんな方面の人へのインタビューやら
公表情報から、
まあ、情報洪水が発生しています。

立場によって発言の内容も
バラエティーに富んでいます。

以下は、今回のお題の元記事からの引用です。

ドイツ連邦政府は、
とりあえず年末までの措置を考案中。

政府系の人たちの意見は、

労働相のフベルトゥス・ハイルさんは、

連邦政府は、
パートタイムの導入をやりやすくします。
例えば、次のような条件を廃止するとのこと。

・会社の労働時間口座が
　全部ゼロじゃないといけない
・正規雇用者の少なくとも3分の1が
　ほとんど仕事がない

そして企業に対して
・経済危機の時に経験したように、
　給与補填をフェアに実行してほしい。

経済相のアルトマイヤーさんは、

連邦政府は、コロナウイルスによる経済困難に
あらゆる対応策を講じていると強調した上で、

企業支援策として、
設備投資資金、保証、輸出保証などはすでに
実行されているし、

これは現状では十分な対応であることが、
経済省のコロナホットラインの声で
分かっている、って。

＊さりげなく、ちゃんとホットラインなんか
を設置して、情報収集をしていましよ、って
宣伝しているわけですね。

州政府の人たちの声は、

バイエルン州のゾェーダーさんは、

コロナウイルスが第二の経済危機となるのは
避けなければならない。

コロナショックとしてはいけない。
対応策は、パートタイマー給与の他には
保証と税金繰り延べだ。

＊働き方改革が、コロナショックのような
事例が起爆剤になって、単なる議論から
現実的に動き出すのかもしれません。

終身雇用制度の破たんが見えてきている。
聞きたくないけど、現実味を帯びてきた。

連邦政府の観光諮問委員会
トーマス・バーライスさんは、

旅行のキャンセルや予約の減少には、
迅速で柔軟な対応をするから、
ドイツ観光協会へも応援を要請した。

＊これは、現実的な問題の一つですね。

2020年3月14日時点で確認できている
ドイツの感染者数は、およそ800人。

リスク地区である南チロル：
えっ！なんで？って思わず反応しましたが、

それらのリスク地区にいた生徒は、
14日間隔離することを決定した州もある。

医療保険トップの
アンドレアス・ガッセンさんは、

現実的な平常心を呼びかけている。

ドイツの状況は、197人の死者が出ている
イタリアとは比べられない。

全国的な学校閉鎖や大きなイベントの禁止は、
「ヒステリックなオーバーリアクション」だ
と発言した。

＊これは、日本も言いたいところかな？
必要以上に乱れて、パニックになるのは、
何の解決にもなりません。

いろいろな意味で、
人間の弱さを感じる事件です。

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【前回出題分】
Deutsche Wirtschaft:
Gelassenheit statt “Coronaschock”?

Die Politik reagiert auf Forderungen
aus der Wirtschaft, die Auswirkungen
der Corona-Epidemie abzufedern:
Einem Bericht zufolge könnten
Kurzarbeit-Regeln gelockert werden,
CSU-Chef Söder fordert ein
Notfallkonzept.