民衆蜂起は社会を変えるのか?-東ドイツの場合-/第762号

ドイツ時事ジャーナル

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1953年6月17日に
何が東ドイツで起きていたのか?

コメントなど

参考:
http://www.newsdigest.de/newsde/column/jidai/734-volksaufstand-des-17-juni-1953/

第二次大戦の戦後処理を打ち合わせた
1945年のポツダム会談

1949年に東ドイツが誕生
これでドイツが東西に分断された。

1953年のこの事件は
東ドイツで初めての人民蜂起。

ドイツが東西に分断されてから、まだ4年。

戦後復興が進んでいるように見えた西ドイツの様子は
東ドイツの人たちにも届いていたのか?

日本では、沖縄戦78年のニュースが
TVで放映されていました。

8月になれば終戦の話題が出てくるでしょう。

過去を清算していく一方で
社会不安が増加していくと、人心は乱れがちだ。

そういう中では
AfDのような政党が注目を集め、
選挙で票を集めるようになる。

これから世界はどう変わっていくのだろう?

コメントは、ここから↓↓↓:
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前回出題分

市民革命の考え方は今も有効なのか?

70. Jahrestag des DDR-Volksaufstands:
Warum wir das Gedenken nicht der AfD überlassen dürfen

Der Aufstand vom 17. Juni 1953 ist weitgehend in Vergessenheit geraten.
Jetzt instrumentalisiert die AfD die Erinnerung an den Freiheitskampf –
dabei ist gerade diese Partei eine Bedrohung für die Demokratie.

SPIEGEL ONLINE
http://enchan.net/xl/jyQKqu

わたしの訳

ドイツ民主共和国民衆蜂起70周年
AfDに追悼を任せてはならない理由

1953年6月17日の蜂起は、ほぼ忘れ去られている。
AfDは今、自由のための闘いの記憶を使おうとしている。- 
しかし、まさにこの政党こそが民主主義の脅威なのだ。

訳例

さあ、訳を見てみましょう。

問題なさそうですね。

---引用---
東ドイツ民衆蜂起70周年記念日
なぜ記憶をAfDに委ねてはならないか

1953年6月17日の蜂起は遥か過去のものとなった。
いまAfDは、あの自由の戦いの記憶を変奏している。
まさにこの政党は、民主主義にとって脅威なのだ。
---終わり---
Gedenkenは「考える」ことと繋がりますが
「追悼」の意味合いです。

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今日の記事

ロシアの私兵軍団ワグネルの動きは・・・

Deutsche Reaktionen auf die Russland-Rebellion
“In dieser Situation gibt es für uns keine Handlungsoptionen”

Prigoschin gegen Putin – der Aufstand der Privatarmee
könnte der Ukraine nutzen und auf ganz andere Teile
der Welt ausstrahlen.
Die Einschätzungen deutscher Politiker.

Der Spiegel
http://enchan.net/xl/ywoet1

訳を送ってください。
(公開を望まない時は希望しないにチェック)

和訳投稿:
https://ssl.form-mailer.jp/fms/8408fcc494664

投稿期限:2023年6月30日(金)
もうすぐ今年も半分か。折り返し地点だ・・・

あとがき

今回ドイツで感じたことは
外国人がかなり増えていたことでした。

ドイツ語で会話している外国人も増えていますが、
自国の言葉で話している人も多い。

今は携帯電話が普及しているから
物理的に近くにいなくても

同じ国の人とコンタクトすることは
そう難しくないですね。

携帯電話も
問題なく日本語で表示されるようになっていて

以前のドイツ語か英語だけみたいな環境では無くなっています。

良いような、悪いような
なんとも言えない気分です。

日本の自宅に戻ってみると
生活のリズムが変わったことに気づきます。

会社という組織の中に身を置くと
誰かが必ず周りにいる。

今回の会社勤務は
以前とは違う形にしたいと思っているものの

やはり、最初は
慣れる時間が必要なようです。

しかし、その期間は
できるだけ短く通り過ぎたいものです。

まだ、一人で自由に動きたくても
動けない環境なのは大きいですね。

早く、必要な書類を揃え
自分の時間を多くしたいです。

時間は永遠にはありませんから。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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